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ハミルトン、契約交渉大詰めに

F1タイトル防衛のため、オーストラリアに降り立ったルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）。彼は、来年以降も残留の方向でチームとの同意が近いという。

メルセデスAMGの新車は速いがセッティングと運転にコツが要りそうだといった意見もあるが、当然ながらハミルトンはこれを否定。最強チームに最強ドライバーの組み合わせは、ライバル勢にとって都合が悪い。

シーズンオフについて彼は、イギリスの新聞各紙にこう述べた。「最高だ。最初から最後まで、それはもういい雰囲気だった」

ハミルトンによると、契約の話し合いも好調だという。個人マネージャーを持たない彼は、2016年以降の新契約を結ぶため自ら交渉のテーブルについている。

ハミルトンは週給にして150万ドル（約1億8,000万円）ものギャラを要求していると報じられるが、本人は「バカバカしい」と一蹴。しかし次の発言から、新契約で彼がF1ドライバー中いちばんの高給取りになるのは間違いない。

「F1世界チャンピオンのステータスや最高額のギャラなんか関係ない」とハミルトン。「すべて自然の成り行きだよ」

「チームとともに少しずつ成長するんだ。チームだけじゃなくて、僕も共に伸びていきたい。すべてのドライバーと同様、僕の目標は最高のF1パイロットになることだ」

契約交渉は長引き、繰り返し延期もされた。だが、ハミルトンの口ぶりからそろそろ結末を迎えそうだ。

「最終段階だと思いたい」とハミルトンはいう。「スケジュールみたいなものは特にない。ただ、話し合いは今が大詰めだ」