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マノーのセカンドドライバー候補、浮上

2015年03月08日(日)17:28 pm

2015年F1で、ひとつだけ空きシートが今もある。旧マルシャ(後にマノー、次いでマノー・マルシャ)だ。そのドライバー候補に2013年GPシリーズ王者ファビオ・ライマーだ。

F1直下のカテゴリーGP2を制したファビオは、25歳のスイス人。翌2014年は、個人スポンサーの支援もありながらF1シート獲りは叶わず、苦い思いだけが残った。

ライマーのスポンサーだったライナー・ガンテンバインは当時、次のように吐き捨てた。「F1の仕組みは、どうかしている」

だが、ライマーのマネージャーは諦めなかった。ステファン・マイヤーだ。彼はこう語った。「もし今年(2014年)がだめでも、2015年に向けてがんばる」

ライマーは昨年、スポーツカーのWEC(世界耐久選手権)に活躍の場を得た。

そして数週間前、旧マルシャがマノーとしてF1復帰にほん送していた最中、ドライバー候補にライマーの名が浮上したのだ。

その一方で、スイス『Blick(ブリック)』紙の見方は異なる。「ファビオ・ライマーは今年、日本に活躍の場を移すことになっている」

ところが6日(金)、ライマーは契約上の理由から、マシンに乗る前に日本側との関係を断ち切ったことが発覚した。

マノーはすでにウィル・スティーブンスを2015年ドライバーに迎えている。さらにチーム会長のグレアム・ラウドンは、もう一人の新人と契約間近だと次のように語った。

「(オーストラリア)GPが目前に迫っているだけに、第二ドライバーの発表は今すぐにでも行いたいところだ」

「われわれは時間とギリギリの勝負を続けている。ドライバーの発表も、その例に漏れない」

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