メルボルンが今後もF1開幕戦の座を保証されたことが明らかになった。
オーストラリアの報道機関『Fairfax(フェアファクス・メディア)』によると、メルボルンが新たに結んだ2020年までの契約にはシリーズ開幕戦開催が規定されている。オーストラリアで初めてF1が開かれたのは1986年のアデレード。メルボルンのアルバート・パークに移ったのは1996年。来年はオーストラリアGP 30周年とメルボルンのF1 20周年、ダブルで記念の年にあたる。
「契約には、シーズン最初のレースを開く旨の条項がある」と話すのは、オーストラリアGP協会CEOアンドリュー・ウェスタコット。
1995年までオーストラリアGPを開いたアデレードは、最終戦の割り当てだった。そうした過去から、メルボルンも日程を下げられるのではないかとのうわさもあった。
しかしウェスタコットはいう。「契約条項は何かと法律用語を駆使しているが、要するにシーズン最初のレースで昼間開催と書いてある」
「照明設備はないので、走行中に夜間レースにはしないとの合意もされている」