ドイツから降って湧いた2015年F1開幕戦オーストラリアGPボイコットの報道。同レース主催者はこれを否定している。
先月の冬季合同テストでフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が起こした事故はどうも怪しいと、いくつかのチームが安全性を懸念しているのだという。
しかし、レースを主催するオーストラリアGPコーポレーションのCEOアンドリュー・ウェスタコットは次のように打ち消した。
「われわれは各チーム、F1権利団体ならびにFIA(国際自動車連盟)と毎日複数回、連絡を取り合っている。ボイコットなど話題に上ったこともないし、話し合ってもいない」とウェスタコットは『AAP通信』に語った。
「全チームがメルボルンにやってくる。彼らは新シーズンの幕開けが待ちきれないといった感じだ。貨物便はこちらに向かっている最中である。現在スタッフは会場のアルバート・パークで放送関係の設営を行なっている。われわれが見る限り、すべて予定どおりだ」
「12日(木)から4日間、国内外の観戦客をさばくのは大変な作業だが、それ以外に懸念はまったくない」