フェラーリ社長のセルジオ・マルキオンネは3日(火)、F1タイトルまでもう少しの辛抱が必要だと語った。
イタリアの報道によるとマルキオンネはスイス・ジュネーブのオートショーで、「2018年だって?それはもう。もう少し早く取れるよう挑戦するつもりだがね」とコメントしたという。
2014年の大スランプから脱したフェラーリは今や、F1最速チーム、メルセデスAMGに次ぐグループにつけているとされる。
「戦いに突入すれば、レッドブル並みの速さは出せるだろう」とマルキオンネ。「しかし、それはただの予想だ。実際に走ってみなければ分からない」
「今さら文句はいいたくないが、着任当時のチーム状況はよくなかった。この4ヶ月で、フェラーリの面々は私の想像を絶する働きを見せてくれた」
確かにマルキオンネをはじめキミ・ライコネンもセバスチャン・ベッテルも、新車SF15-Tに満足の表情だ。しかし、ディフェンディングチャンピオンのメルセデスAMGは、「決して侮れない」
「昨年の彼らはほんとうに見ごとだった。今年も同じような展開が待ち受けている。われわれの使命は彼ら(メルセデスAMG)を止めることだ」