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レッドブルのチーム内バトルに注目せよ

2015年03月04日(水)6:30 am

シーズン前の下馬評はあまりパッとしないが、2015年はレッドブルにも注目だ。かつて同チームに在籍した元F1ドライバー、デビッド・クルサードも新エースのダニエル・リカルドに目が離せないという。

トロロッソから親チームのレッドブルに昇格した2014年、オーストラリア人のリカルドは大きな飛躍を遂げ、4度のF1世界チャンピオン、セバスチャン・ベッテルを翻ろうした。

ベッテルがレッドブル脱退とフェラーリ移籍を決めた裏には、少なからずリカルドによる驚きのパフォーマンスがあった。ほとんどの関係者は、そう信じている。

2015年、ベッテルに代わってレッドブルに入ったのは、リカルドと同じくトロロッソで走りが注目された20歳のロシア人ダニール・クビアトだ。目指すは一年前に南半球の陽気な若者が見せた活躍の再現、すなわち打倒リカルドだ。

クルサードも今季、その点に着目している。

「ダニエル(リカルド)がチームリーダーのプレッシャーと、どのように向き合うか見ものになるね」とオーストラリア『AAP通信』に語ったクルサード。

「周囲からは、ダニール・クビアトを負かして当然と思われるだろう。だがもし負けてしまったら、彼はそれをどう受け止めるだろうか?」

ただ、クルサードはこう考えている。25歳にしてF1参戦5年目の若獅子はすでに、チームリーダーとはどのような存在か理解していると。

「彼(リカルド)は去年、実質的にチームリーダーだった。4度のF1世界王者セバスチャン・ベッテルがどうにも太刀打ちできなかったのだから」

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