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メルセデスAMGとフェラーリの車載カメラ搭載方式が違法と認定

2015年02月24日(火)11:37 am

F1のトップチームであるメルセデスAMGとフェラーリが、シーズン開幕戦であるF1オーストラリアGP(3月15日決勝)までに今季型車を一部修正しなくてはならないようだ。

23日(月)に『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じたところによれば、それぞれのF1カーのフロント部に装着することが義務付けられているテレビカメラに関して、それらのチームがレギュレーションに違反する装着方法をとっていたことが明らかになったという。

それらのチームのデザイナーは、ノーズに設置するカメラに空力処理を施したうえで搭載する手法をとっているが、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はそれが許容される15cmを超える長さとなっており、違法だと判断したという。

「FIAの競技委員長であるチャーリー・ホワイティングは、チームにあてた書簡の中でそれを指摘している」と書いた『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は、ヘレステストで用いられたトロロッソの車載カメラ対策も違法だと見なされたと付け加えている。

だが、シュミットによれば、「トロロッソはすでに最初のバルセロナテストにおいてこの問題に対応しており、ブラケットはシャシーに対して水平に取り付けられていた」という。

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