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ベッテル、ヘルメットデザイン規則に不服従か

F1ドライバーに対してシーズン中のヘルメット・デザイン変更を禁止する新規則に、セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）は従うつもりがないらしい。

彼は2007年のF1デビュー以来、およそ60回にわたってヘルメットの仕様を変えたとされる。

おまけにベッテルと同年代の選手のあいだでは、それがトレンドになりつつある。そこでバーニー・エクレストンとジャン・トッドFIA（国際自動車連盟）会長は、このような行為の取り締まりに乗り出した。2015年から、シーズンを通じて各ドライバーはいちどのデザイン変更しか認められなくなったのだ。

今年レッドブルからフェラーリに移ったばかりのベッテル。各国のメディアは、彼のこんなコメントを紹介している。「いずれにしろ今年は変更の回数を少なくしようと思っていた」

2015年に入って、彼は白を基調にドイツ国旗の三色をあしらったデザインのヘルメットを着用している。

新規則の違反に対する罰則は、まだ明らかになっていない。

「何の意見もまとまらない困難な時期に皆が同意できるのは、これ（ヘルメットの仕様変更禁止）ぐらいじゃないのかな」とベッテル。

「いったいどんな罰を受けるんだろうね」「もし寄付目的の罰金ぐらいで済むのなら、喜んでデザインを変えるよ」