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やはり進化していたメルセデス・パワー

2015年02月21日(土)6:02 am

2014年F1世界王者のメルセデスAMGは、この冬どれほど進化しただろうか?

その答えをくれたのは、19日(木)にフォース・インディアとメルセデスAMGをテストしたパスカル・ヴェアラインだった。

DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)を主戦場とするヴェアラインは20歳のドイツ人。テストの手始めに乗ったのはフォース・インディアだった。

同チームがバルセロナに持ち込んだのは2014年型車。従って、メルセデス製のパワーユニットもルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが計19戦16勝をマークした昨年タイプである。

「フォース・インディアに慣れてきたと思ったとたん、こんどはメルセデスAMGに乗れといわれたんだ」と微笑むヴェアライン。

2015年型W06をテストしていたハミルトンが10周を回ったところで高熱を理由に走行を切り上げたため、ヴェアラインにお鉢が回ってきたのだ。

いうまでもなく、W06にはメルセデスの改良版2015年型エンジンが積まれている。メルセデスの新エンジンは、昨年の選手権で敵なしだった2014年バージョンからどれほど進化したか?2015年シーズン開幕を前に、この重大な疑問の答えを知るには絶好の機会ではないか。

ドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』に、ヴェアラインは次のように語った。「もちろん、ふたつのエンジンはフィーリングが異なる。ただ、両ユニットを比較するのは難しい」

「この冬、エンジンにもっとパワーをと皆が努力を重ねている。もちろんドライバーもそれに気がついているさ」とヴェアラインは語っていた。

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