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【マクラーレン・ホンダ】「シールに不具合で中止、再設計が必要」新井康久/バルセロナテスト1初日2/19(木)

2015年02月20日(金)6:07 am

バルセロナ合同テスト初日、マクラーレン・ホンダは短距離走を重ねて機械的なバランスの変更をチェックした。午前中に三回の走行を終え、プログラムに勢いがついたとたん、運動エネルギー回生システム(MGU-K)のシールに破損が認められ、この日のテストを取りやめた。

こうした中断に加え、走行も限られたが、テストを担当したジェンソン・バトンはマシンのバランス、ハンドリング、マシン挙動の予測性に満足の様子だった。

新井康久(本田技術研究所専務執行役員/F1プロジェクトリーダー)
「MGU-Kのシールに不具合を発見し、午前中で走行を中止せざるを得ませんでした。破損部分が原因となって生じた問題ゆえにパワーユニット全体を交換する必要がでたのです。そうした作業に費やされる時間から、本日のプログラムはあきらめました」

「同じ問題の繰り返しを避けるには、該当するコンポーネントの再設計をしなければなりません。残念ながら、改良パーツが手に入るのは21日(土)となります。明日走っても、同じ問題を繰り返す危険があるのです」

「これもテストのうちといってしまえばそれまでですが、今夜できる変更はすべて行います。そして明日は、フェルナンド・アロンソの運転でテストを実りあるものに するつもりです」

「願わくば21日(土)には問題を解決し、両ドライバーに思う存分走ってもらいたいものです。土曜日はジェンソンが運転を担当し、22日(日)にはフェルナンドがテストを締めくくります」

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