明日19日(木)から22日(日)まで4日間にわたって、スペインのバルセロナで今年2回目のF1公式シーズン前テストが開催される。
初日の19日には、昨年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2009年のF1チャンピオンであるジェンソン・バトン(マクラーレン)、そして2007年度F1チャンピオンのキミ・ライコネン(フェラーリ)という3人のF1チャンピオンが登場する予定となっている。
マクラーレンは、すでに16日(月)から17日(火)にかけて宣伝活動のための撮影を目的とした「フィルミング・デー」としてMP4-30を正式なテストに先駆けてバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで走行させている。
伝えられるところによれば、マクラーレン・ホンダは1回目のヘレステストでのトラブルを解決しきれておらず、ピレリのデモンストレーション用タイヤを用いてのフィルミング・デー活動においても、あまり走行することができなかったという。実際のテスト本番で、マクラーレン・ホンダMP4-30がどういう走りを見せてくれるのかに興味が持たれるところだ。
一方、2014年にコンストラクターランキング3位となったウィリアムズでは、初日に女性テストドライバーのスージー・ヴォルフがテストを担当することが正式に発表されている。ウィリアムズでは2日目をバルテリ・ボッタス、3日目をフェリペ・マッサが担当し、最終日にはマッサとボッタスが午前と午後に交代でテストを務めることになる。
また、今回のテストには、初回のヘレステストを欠場したフォース・インディアも参加することになっている。だが、まだ今季型車であるVJM08が間に合わないため、チームでは昨年型車のVJM07でテスト走行を行うことになる。
さらに、メルセデスAMGの控えドライバーであるパスカル・ヴェアラインがフォース・インディアでテストに参加することになる。
また、ロータスもロマン・グロージャンとパストール・マルドナードに加え、今季控えドライバーとしてチームに加わった2014年のGP2チャンピオンであるジョリオン・パーマーが2日目にテストを担当する。
現時点で予定されている各チームの担当ドライバーは以下のとおり。
■メルセデスAMG
19日:ルイス・ハミルトン
20日:ニコ・ロズベルグ
21日:ルイス・ハミルトン
22日:ニコ・ロズベルグ
■レッドブル
19日:ダニエル・リカルド
20日:ダニエル・リカルド
21日:ダニール・クビアト
22日:ダニール・クビアト
■ウィリアムズ
19日:スージー・ヴォルフ
20日:バルテリ・ボッタス
21日:フェリペ・マッサ
22日:フェリペ・マッサ/バルテリ・ボッタス
■フェラーリ
19日:キミ・ライコネン
20日:キミ・ライコネン
21日:セバスチャン・ベッテル
22日:セバスチャン・ベッテル
■マクラーレン
19日:ジェンソン・バトン
20日:ジェンソン・バトン
21日:フェルナンド・アロンソ
22日:フェルナンド・アロンソ
■フォース・インディア
19日:パスカル・ヴェアライン
20日:セルジオ・ペレス
21日:パスカル・ヴェアライン
22日:ニコ・ヒュルケンベルグ
■トロロッソ
19日:マックス・フェルスタッペン
20日:カルロス・サインツ
21日:マックス・フェルスタッペン
22日:カルロス・サインツ
■ロータス
19日:パストール・マルドナード
20日:ジョリオン・パーマー
21日:パストール・マルドナード
22日:ロマン・グロージャン
■ザウバー
19日:フェリペ・ナスル
20日:マーカス・エリクソン
21日:マーカス・エリクソン
22日:フェリペ・ナスル
※2月18日 21:20更新