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怒れるロータス・オーナー – ジェラルド・ロペス

2015年02月17日(火)8:08 am

F1の「経営モデルは古くさい過去の遺物」。そう怒るのはロータスのチームオーナー、ジェラルド・ロペスだ。

そんなロペスを排除すべく、バーニー・エクレストンは新たなロータスの投資者を募っているとのうわさだが、先月、エクレストン本人はそれを否定。ロペスを「友人のひとり」と呼んでいた。

ところがロペスは昨シーズン終盤、怒れる中堅チームの先頭に立って年間賞金の引き上げを声高に主張。現在もF1の体制に対する厳しい姿勢を崩していない。

「コース上の戦いはすばらしいのに、テレビ視聴率が急激に下がっているのはなぜだ」と、彼はフランス『Auto Hebdo(オート・エブド)』誌に話す。

F1はインターネットやソーシャルメディアを使って若い層に食い込むべき。そう語るロペスは、F1の「純粋なマーケティング部門」欠如を批判する。

ルクセンブルク生まれのロペスは43歳。ジェニイ・キャピタルという投資会社を運営する実業家でビジネスマンだ。彼がいうには、同世代の投資家たちはF1を次のようにとらえているという。「グローバルな市場を提供できる唯一のスポーツ。世界規模の企業から引きが期待できそう」。

「しかし、何らかの障害が彼らのじゃまをしている」とロペス。

「スポンサー金額に恐れをなしているわけでもないのに、世界的な企業がF1に参入しないのはなぜだ?何が彼らの決心をとどまらせているのだろう?」

「もしかしてその理由は、F1の古くさい経営と組織そのものでは?」

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