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戦闘力を上げたフェラーリ・エンジン

2015年02月05日(木)6:47 am

昨年、弱体化が懸念されたフェラーリ。しかし冬のあいだに相当、実力をつけたと評判だ。ザウバーのモニシャ・カルテンボーンも、そう考える一人だ。

フェラーリと同様にザウバーも、2015年シーズンを前にして明らかに進歩を見せている。

両チームの共通項は、進化したフェラーリのV6ターボ・パワーユニットだ。

「手元のデータが物語っています」とヘレスで『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌に話す、チーム代表兼共同オーナーのカルテンボーン。「フェラーリは大きく進歩したと考えています」

「ライバルに比べてどれほど前進したかは、まだ申し上げられませんが」と語るカルテンボーン。

2014年のザウバーは、すっかり方向性を失った。青と黄に塗られた新車C34が現在、いい走りを見せているのは、チーム自身に負うところも大きいとカルテンボーンはいう。

「アプローチを変えるしかなかったんです」とカルテンボーン。「リスクを承知で違う道を歩むのが、われわれですから」

「とにかく目に見える進歩を遂げることが絶対でした」とカルテンボーンはいう。「昨年の順位に留まるなどあり得ません。われわれの順位は、他にあるのです。あれ(昨年型C33)よりよいマシンを作る実力があるのですから」

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