フル電動フォーミュラカーによる選手権であるFIAフォーミュラEは、6月6日(土)にロシアの首都モスクワ市街地コースで今シーズンの第9戦を開催すると発表した。
2014年に新シリーズとしてスタートしたフォーミュラEは、初年度には当初10レースで開催されることになっていたものの、第5戦に予定されていたロサンゼルスでのレースがキャンセルされたため、もう1レースの開催に向けて調整を進めてきていた。
最終戦となるロンドンGP(6月27日)の2週間前に新たに設定されたモスクワでのレースは、クレムリン宮殿に隣接した13のターンを持つ市街地コースで開催されることになる。
フォーミュラEの初シーズンはこれまでにすでに4戦を消化しているが、これにより当初の予定通り全10レースが開催されることになり、元F1ドライバーでありF1チームオーナーでもあった鈴木亜久里率いるアムリン・アグリほか全10チーム20名のドライバーによって残りの6レースが争われることになる。
フォーミュラEの第5戦以降のスケジュールは以下の通り。
3月14日/第5戦 マイアミ(アメリカ)
4月4日/第6戦 ロングビーチ(アメリカ)
5月9日/第7戦 モナコ
5月23日/第8戦 ベルリン(ドイツ)
6月6日/第9戦 モスクワ(ロシア)
6月27日/最終戦 ロンドン(イギリス)