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マルシャ(マノー)、復活に向けて大きく前進との情報

2015年02月04日(水)20:12 pm

2014年に経営破たんに陥ったマルシャにチーム復活の希望の光が見えてきたようだ。

2014年シーズンは、同じく昨年運営が破たんしたケータハム、そしてザウバーよりも上位となるコンストラクターランキング9位で終えていたマルシャだが、ロシアGP以後に経営が破たんし、管財人による清算手続きに入っていた。

すでにロシアのスーパーカーチームであったマルシャと決別したことにより、現在はジョン・ブースが設立した運営会社であるマノーという名称で呼ばれることとなったチームだが、もちろん1日(日)から始まったヘレスでのテストには参加していない。

だが、最近、負債弁済のために予定されていたチーム資産の競売がキャンセルされたことが報じられ、新たな出資候補者との交渉が行われているとも伝えられていた。

そして、4日(水)にチームの管財人が声明を出し、マノーが再びF1に復帰できる可能性を示唆した。

共同管財人であるジェフ・ローリーは、その声明の中で次のように述べている。

「我々は、このビジネスの長期的な継続と、2015年シーズンにチームが参戦することを目指す交渉が継続されていることが事実であることを認める」

ローリーによれば、旧マルシャであるマノーは、F1の「2015年シーズン開幕戦の開始に先立ち」、2月19日(木)を予定として「管財手続きを終了する」計画であるという。

「現在行われている交渉に関しては、守秘義務があるため、これ以上詳細なことは開示できない」とローリーは付け加えている。

一時期、マルシャを救済するために買収を検討しているのは2016年からF1参入を目指しているアメリカのジーン・ハースではないかとうわさされたが、ハースはこれを明確に否定しており、いまだに新たな出資候補者については明らかとなっていない。だが、具体的な日付を示して「管財手続きが終了」すると発表されたことは、謎の出資者によるチーム買収契約がほぼ成立したと見て間違いないだろう。

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