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今年は楽勝というわけにはいかないだろうとメルセデスAMGドライバー

F1関係者の中には、2015年もメルセデスAMGが圧倒的な力で支配することになるだろうと見ている者が多い。

事実、1日（日）に始まった今年最初のF1公式シーズン前テスト初日には、ニコ・ロズベルグがライバルたちの2倍以上となる157周を走行。その信頼性の高さを強烈に印象付けている。

だが、ロズベルグも、昨年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンも、実際にレースが始まれば、今年は昨年ほど楽には勝てないだろうと考えている。

「少し前までは、レッドブルを打ち負かすことはできなかった。彼らはまた強さを発揮するだろう」

ロズベルグは、1日（日）から今季最初の公式テストが始まったスペインのヘレスで記者たちにそう語ると、次のように続けた。

「ウィリアムズも（2014年の）アブダビでの最後のレースではほんの数秒ルイスに遅れただけだった。それに、フェラーリやマクラーレンに対しても気を抜くわけにはいかないよ」

ハミルトンも同じ意見だ。

「僕たちは進歩を続けている。でも、昨年やってみせたようなことを繰り返すのは難しいだろうね」

ハミルトンはそう語ると、次のように付け加えた。

「僕たちの後ろにいるチームのほうがもっと大きく改善ができるからね」