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豊田社長、トヨタのWRC復帰を正式発表「18年間恋いこがれた彼女との再会」

2015年01月30日(金)16:18 pm

トヨタ自動車の豊田社長は30日、お台場のメガウェブにて開催された「2015年モータースポーツ活動・支援計画」発表会において、18年ぶりにFIA WRC(世界ラリー選手権)へ参戦することを発表した。

自らもラリーカーのテストなどを行う豊田社長は、今の気持ちを聞かれると「本音を言っていいですか?」とやや照れながら「18年間恋いこがれた彼女と再会する気持ち」という『愛情』表現をした。

会場にも登場した車両は、日米欧など世界64カ国で販売されているヤリス(日本名:ヴィッツ)をベースとした『ヤリスWRC』で、TMG(トヨタモータースポーツ有限会社)が車両とエンジン開発を担う。

トヨタのWRC参戦は2度目で、第1期は1973年から1999年(96-97年は休止)までで、WRCにおいて通算43回の優勝、3回の年間チャンピオンに輝いている。

2015年からテストを行うドライバーは、FIA WEC(世界耐久選手権)にも参戦しているステファン・サラザン、セバスチャン・リンドホルム、エリック・カミリの3名。2017年のレギュラードライバーは未定としている。

<概要>
参戦車両:ヤリスWRC(全長3910mm x 全幅1820mm)
エンジン:1.6リッター直噴ターボ(グローバルレースエンジン規定に準ずる)
タイヤ:ミシュラン
2015年テストドライバー:ステファン・サラザン、セバスチャン・リンドホルム、エリック・カミリ(2017年のレギュラードライバーは未定)

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