NEXT...F1開催スケジュール

今年のザウバーF1カーはブルーとイエローのカラーリングか

2015年01月26日(月)20:40 pm

ザウバーの2015年型F1カーは、これまでのグレーを基調としたカラーリングから一変し、ブルーとイエローによる派手なものへと変わることになるだろうと報じられている。

『Universo(ウニベルソ)』によれば、このカラーリング変更は今年からザウバーのステアリングを握ることとなったブラジル人ドライバー、フェリペ・ナスルのスポンサーであるブラジル銀行からの支援を受けるためだという。

昨年、ウィリアムズの控えドライバーでもあったナスルは、下位カテゴリーのGP2シリーズをランキング3位で終えている。そのナスルが乗ったGP2のカーリン・チームのフォーミュラカーはブルー地に鮮やかなイエローのアクセントが目立つカラーリングとされていた。これはブラジル銀行のイメージカラーである黄色とブルーが組み合わされたものだ。この『Universo(ウニベルソ)』の報道が正しければ、2015年のザウバーのF1カーはそれと似たカラーリングが施されることになりそうだ。

『Universo(ウニベルソ)』はさらに、ザウバーは2014年シーズン後も非常に厳しい財政状況に置かれており、2015年型車C34の開発も資金不足により一時的にストップしたこともあったと報じている。ザウバーでは新車C34に搭載するフェラーリの2015年型エンジンを先週の土曜日(24日)にやっと受け取ったところであり、こうした開発遅れにより2月1日(日)からスペインのヘレスで開催される今年最初の公式テストへの参加は見合わせるしかない状況だと考えられると『Universo(ウニベルソ)』は指摘している。

ザウバーではいまだにC34の公開日を発表していないが、『Universo(ウニベルソ)』からの問い合わせに対して、「ヘレスでの最初のテストにクルマを間に合わせるよう取り組んでいる」と回答したとされている。

さらに、現在の財政状況に関する質問を受けたザウバーでは「公の場で資金面に関する話はできない」と主張したようだ。

一方、2015年にナスルのチームメートとなるのは、やはり潤沢な資金を持つスポンサーを抱えるスウェーデン人ドライバーのマーカス・エリクソンだ。エリクソンは昨シーズン終盤に経営破たんに陥ったケータハムからの移籍となる。

エリクソンは、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に対し次のように語っている。

「チームにとっては不本意な2014年となってしまったことは疑う余地もない。だけど、全員が反撃しようという気持ちを抱いているし、誰もがいい仕事ができるということを示しているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック