オーストリアのメディアが、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフがまたもけがをしてしまったと伝えている。
2014年の7月には、トレーニングの一環としてチームメンバーとサイクリングをしていたときに転倒して腕を骨折。その直後に行われたF1ハンガリーGPのパドックには、ギプスをした腕を首からつった痛々しい状態で姿を見せていた。
そして今週、『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』は、ヴォルフが再びけがをしたと伝えている。それによれば、43歳となるヴォルフは「持久力トレーニングを行っているときに転び」ひざにけがを負ってしまったのだという。
さらに、同じオーストリアの『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』は、ヴォルフはエクササイズボールから落ちたときにひざを打ち、一般的に「皿」と呼ばれることの多い膝蓋(しつがい)骨を骨折し病院へと向かったという。
『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』は、関係者の「彼のひざはまるでサッカーボールみたいに腫れていたよ」とのコメントを紹介している。
くしくも、今年早々にヴォルフの妻であり、ウィリアムズのテストドライバーであるスージー・ヴォルフは、シーズンに備えるためにエクササイズボールでトレーニングしている模様を動画サイトに投稿していた。おそらくは、ヴォルフはこれと同様のトレーニングをしていた際に、クッションのない床に直接転倒してしまったのではないかと考えられている。