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どう変わる? 今年のF1ノーズ

2015年01月22日(木)16:48 pm

21日(水)には、ウィリアムズとフォース・インディアの2015年型F1カーの外観が相次いで明らかにされた。

ウィリアムズはまだ実車を公開したわけではないが、イギリスの『F1 Racing(F1レーシング)』誌の表紙でその画像を紹介。そしてフォース・インディアは、スポンサーを多く抱えるメキシコで新車の公開を行った。

だが、フォース・インディアが公開した2015年型車VJM08は、2月1日(日)からスペインのヘレスで予定されている今年最初のF1公式テストで走ることはなく、実際に走行する姿が見られるのは2月19日(木)からバルセロナで行われる2回目のテストからということになっている。

2014年には「アリクイ型」と呼ばれるようなノーズが出現し、見た目の悪さからファンにも不評を買ったことから、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)では2015年はあまりみにくいノーズとはならないようにノーズに関するレギュレーションに修正を施していた。このため、今年も各チームのF1カーに関しては、特にノーズがどういう形状となるのかに興味が持たれている。

そして、今回発表されたフォース・インディアのVJM08のノーズは昨年のものとは違い、どちらかと言えばレッドブルが取りいれていたソリューションに近いものとなっているように見える。

一方、ウィリアムズのノーズは、昨年のマクラーレンのノーズを短縮したような形状に見える。昨年ほど大きくはないが、先端には突起が残されている。

昨年、2つの先端を持つユニークなノーズを導入したロータスでは、まだ2015年型車の公開予定などについては発表を行っていないが、ドライバーのロマン・グロージャンは「昨年のものと比較すると美しい」形状になっているとツイッターで語っていた。

そのロータスが、今回明らかとされたウィリアムズのノーズをツイッターで取り上げ、まるで小動物が舌を出しているようだとちゃかしている。

舌を出した子犬や子猫の写真とウィリアムズFW37の写真を対比させたロータスは、その画像に「最近の異形F1ノーズの大御所としては、どれが最新のものであるかは判断できない」とユーモアにあふれたコメントをそえている。

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