メルセデス・ベンツ日本は、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルである「GL350ブルーテック4マチック」の受注受付を22日(木)に開始した。価格は1,000万円となる。
「GLクラス」にクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが登場することとなった。今回発表された「GL350ブルーテック4マチック」搭載されるのは、力強い動力性能と高い環境適合性に定評のある3.0リッターV型6気筒ディーゼルエンジンだ。ピエゾインジェクターを用いたコモンレールダイレクトインジェクションや電子制御式可変ターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより最高出力258PS、最大トルク620Nmを発生し、大型SUVモデルにふさわしい力強い動力性能と優れた燃費経済性を両立する。
また、排出ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させることで、有害な窒素酸化物を大幅に削減する排出ガス処理システムである「ブルーテック」の採用により、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制にも適合する優れた環境性能も実現されている。
また、「GL350ブルーテック4マチック」には、現行GLクラスには設定のなかった右ハンドルが採用されたことは日本のユーザーにとっても朗報だろう。さらに先進のミリ波レーダーとカメラによる安全運転支援システムなど、各種装備も充実されている。
<「GL350ブルーテック4マチック」の概要>
エンジン:3.0リッターV型6気筒ターボ付ディーゼルエンジン
トランスミッション:電子制御7速AT
駆動方式:4WD
燃費(JC08):11.4km/L
ハンドル位置:右
乗車定員:7名
価格:1,000万円