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ジャン-エリック・ベルニュ、フェラーリでの業務を開始

昨年までトロロッソに在籍していたジャン-エリック・ベルニュが、13日（火）からフェラーリでの業務をスタートさせた。

2012年から2014年までトロロッソのF1ドライバーを務めていたベルニュだが、トロロッソが2015年にはマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.というルーキードライバーによるラインアップとすることを決定したことで、そのシートを失っていた。

ベルニュはその後、フル電動フォーミュラカーによる選手権であるフォーミュラEにアメリカのアンドレッティ・フォーミュラEから2レースに出走するなどし、一時期はインディカーシリーズへの転向を目指しているとも伝えられていた。だが、ベルニュは最終的にフェラーリの開発担当ドライバーとして契約を結んだことが明らかとなっていた。

24歳のフランス人ドライバーであるベルニュは、13日にマラネロにあるフェラーリ本部を訪れ、エンジニアやチーム首脳陣との顔合わせを行ったのちに、早速新たな自分の職場となるF1シミュレーターでの作業を開始している。

ベルニュは、フェラーリの公式ウェブサイトに次のように語った。

「フェラーリの一員としての初日は本当に特別な感慨がある。でも、昨夜はすでにマラネロを見て回ったし、この街には本当にフェラーリが息づいているということがよく分かったよ」

「今年はシミュレーターで多くの仕事をすることになるし、今日の最初の作業もすごく有益なものだった。僕はセバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネンのこともよく知っているし、彼らと一緒に仕事をするのが待ちきれないよ」