マツダ、タイの新工場で新技術トランスミッションの量産を開始

2015年01月13日(火)15:05 pm

マツダは13日(火)、タイのチョンブリ県に建設した新工場「マツダ・パワートレイン・マニュファクチャリング・タイランド」(以下、MPMT)でトランスミッションの量産を開始した。

MPMTで生産が開始されたのは、マツダの「スカイアクティブ技術」の一つである新型自動変速機「スカイアクティブ-ドライブ」だ。40万基規模の年間生産能力を擁するMPMTの稼働により、マツダの同変速機のグローバル年間生産能力は、防府工場(山口県)のトランスミッション工場と合わせて約154万基となる。

このMPMTで生産されるトランスミッションは、今後タイを含むグローバル生産拠点において新型「Mazda2」(日本名:デミオ)、新型「Mazda3」(日本名:アクセラ)や「CX-5」などに搭載されることになる。

マツダは、2012年2月に発表した「構造改革プラン」の中で「グローバル生産体制の再構築」を重要施策の一つとして掲げており、今回のMPMTでのトランスミッション量産開始もその一環となる。マツダではスカイアクティブ技術搭載車両の導入拡大も進めており、2016年3月期にはマツダ車に占めるスカイアクティブ技術搭載車の比率が85%以上となる見通しだ。

MPMTではこれまでに30名を超える現地エンジニアおよび管理監督者を防府工場および本社工場に派遣し、高品質なユニット生産実現に備えてきていた。今回のタイでの量産開始に際し、MPMTの川上英範社長兼CEOは、「日本と同等のクオリティを持つ新型自動変速機をグローバルに供給できる生産体制が構築でき、大変うれしく思う。今後もタイの自動車産業を支えリードする人材を育成し、タイの方々と共にタイ経済の発展に貢献できるよう取り組んでいく」と語っている。

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