BMWジャパンは、2010年春に日本市場に投入されたスーパー・スポーツ・モーターサイクル「S1000RR」をフルモデルチェンジし、2月6日(金)に発売する。価格は215万円。
今回発売となる新世代モデルは、エンジンのトルク特性の最適化が図られ、最大トルクは先代モデルから3Nmアップの113Nmを実現。最高出力は31kW(43PS)アップの146kW(199PS)を発生する。さらに、重量は先代モデルから2kgの軽量化を実現し、満タン時で204kgとされている。
この新型モデルの開発にあたっては、パフォーマンスの向上と同時により一層ユーザーフレンドリーなバイクにすることにも重点を置かれており、日常走行からレーストラックでのスポーツ走行まで幅広く楽しむことができる優れたライディングダイナミクスの実現が目指された。
クラッチ操作なしに迅速なシフトアップ/ダウンが可能な「HPギアシフトアシスタントPro」が標準装備されるほか、高性能センサーボックスや軽量バッテリーを採用した新電装システムの採用や、機能範囲が拡大され表示情報の種類を増した新デザインのメーターパネルなども装備。さらに最適なセットアップが施されたレーシングサーキット用Race ABSも標準装備となる。
デザインも一新され、一層ダイナミックなイメージが強調されている。ボディーカラーは、ブラックストームメタリック、レーシングレッド/ライトホワイト、BMWモータースポーツカラーの3つのコンセプトが用意されている。
<新型「S1000RR」の概要>
エンジン:999cc水冷式並列4気筒DOHC
最高出力:146kW(199PS)/13,500rpm
最大トルク:113Nm/10,500rpm
トランスミッション:6速
価格:215万円
発売日:2月6日(金)