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マグヌッセン、金曜フリー走行の出番もなしか

2015年01月07日(水)6:27 am

F1二年目の2015年、正規ドライバーから控えに回ったケビン・マグヌッセン(マクラーレン)だが、金曜フリー走行の出番もなさそうだ。

先月、チーム体制発表でロン・デニスが言明したように、マグヌッセンのF1キャリアは文字通り「一時停止」がかかった。

ホンダ・ワークスとして新時代の幕が開いたばかりのマクラーレンは、フェラーリから復帰したフェルナンド・アロンソのチームメートに大ベテランの元F1世界王者ジェンソン・バトンを選択。マグヌッセンは手も足も出ない状態だ。

そういえば彼の父ヤンも、1995年終盤の一戦でマクラーレンからF1デビューを飾るも翌年は活動休止、1997年にようやくスチュワートGP(現レッドブル)からフル参戦を果たした経緯がある。マグヌッセンも、2015年はテスト兼控えドライバーだ。

ツイッターでフォロワーが15万7,000人いるマグヌッセンは6日(火)、次のようにつぶやいた。「今年は金曜日のフリー走行も走らない。ピットウォールから戦況を見守るよ」

雌伏(しふく)のに甘んじるマグヌッセンだが、将来に向けては強気だ。最近のツイートでは、「夢をあきらめるな」といったハッシュタグを付けてつぶやいている。

わずか一年の活躍では物足らないと不満を表明したファンのツイートに対しては、次のように返したのだ。「僕もまったく同じ意見さ!」

ところでホンダは今年、F1参戦4メーカーで唯一、シーズン中のエンジン開発が認められない。この件でマクラーレンはFIA(国際自動車連盟)に折衝中と報じられたが、チーム広報は次のようにこれを認めた。

「マクラーレン・ホンダは、この問題について既にFIAと話し合っている」「しかし、現時点でこれ以上の話はご容赦ねがいたい」

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