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マックス・フェルスタッペン、「一般道を走れないことなどたいしたことじゃない」

2015年01月06日(火)19:24 pm

2015年のF1は、17歳のF1ドライバーが誕生するという前代未聞のシーズンを迎えることとなる。

【参考記事】FIA、2016年からスーパーライセンス発給にポイント制を導入

オランダ人ドライバーのマックス・フェルスタッペンが、カートを卒業してからまだ1年しかたたないものの、今年の3月にはモータースポーツ最高峰のF1にレギュラードライバーとしてトロロッソからデビューすることになっている。

すでに報じられている通り、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)では、2016年以降についてはF1出走に必要なスーパーライセンス発給要件を厳格化し、18歳以上で、有効な自動車運転免許を所有していることなどといった規則を新たに設けることにしている。

だが、これらのルールが適用されるのはあくまでも2016年以降のことだ。現時点ではいまだに普通の自動車運転免許すら取得できない17歳のフェルスタッペンにすでにスーパーライセンスが与えられている。

だが、フェルスタッペンは、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に対し、自分が一般道でクルマを運転できないことは気にしてはいないと次のように語った。

「いや、僕にとってそんなことはたいしたことじゃないんだ。誰かが運転しているクルマの助手席に座るのもいいものだよ。いずれにしても、普通のクルマを運転するのは好きじゃないしね」

F1最年少ドライバーという記録を作ること、そしてその記録は将来ずっと破られる可能性がなさそうだということについてどう思うかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えている。

「何とも思わないよ。大事なことは、いい仕事をすることができるということだからね」

「本当に、余計なプレッシャーなんて全然感じていないよ。いつもやっているようにやりたいと思っているだけだし、自分に何ができるか試してみたいんだ」

フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンも、1994年に当時22歳の若さで伝説的F1ドライバーであるミハエル・シューマッハのチームメートとしてベネトンからデビューを飾っていた。息子のマックスは父親よりも5歳も若くしてF1デビューを果たすことになる。

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