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まだ揉めていた、エクレストンとドイツの銀行

2014年12月20日(土)7:19 am

F1 CEOバーニー・エクレストンとドイツの銀行が、今も民事裁判で争っている。

贈賄(ぞうわい)の罪により被告となったエクレストンは今年夏、南独ミュンヘンの裁判所に1億ドル(約119億円)を払って和解に持ち込んだ。

同時に彼は、元銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーの汚職で損害を被った、前F1オーナーの州立銀行『BayernLB(バイエルンLB)』に2,500万ドル(約29億8,000万円)の支払いを申し出た。

ところが『BayernLB(バイエルンLB)』は、これを跳ねのける。もともと彼らは4億ドル(約478億円)をエクレストンに請求していたからだ。

そこへ米金融通信社『Bloomberg(ブルームバーグ)』の報道である。これによるとバイエルンLBはミュンヘンで新たな民事訴訟を起こし、4億2,300万ドル(約505億円)と利子分の金を求めているという。

また、エクレストンはエクレストンで、彼の信託会社バンビーノが原告となってロンドンの裁判所にバイエルンLBを訴え出た。

19日(金)は、他にもエクレストン関係のニュースがあった。彼がロシアの通信社『Ria Novosti(RIAノーボスチ)』に述べたところによると、ひさびさの南アフリカGP開催を狙っているという。

「南アフリカで何かをやらかそうとがんばっている最中だ」とソチで語ったものだ。エクレストンは、政府の表彰を受けるため当地に赴いた。

「かつて(キャラミで)レースをやっていたが、あの地域(アフリカ大陸)に戻るのもいいかなと思ってね」

その一方でアメリカ合衆国では、すでにテキサス州でアメリカGPが開かれており、もう一戦増やすのは「あまりピンとこない」とコメントしている。

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