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レッドブル「イルモアとともにルノーに協力している」

2014年12月18日(木)19:24 pm

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、同チームにエンジンを供給するルノーがマリオ・イリエンとともに仕事をしていることを認めた。

V6ターボエンジンとエネルギー回生システムが組み合わされたパワーユニットの時代を迎えた今季、エンジンメーカーのルノーは大苦戦を強いられることとなった。そこでルノーが目を付けたのが、イルモア・エンジニアリングの創設者であり、F1エンジンの大家として知られるイリエンだった。

そして、今季のF1最終戦アブダビGPが開催されたヤス・マリーナ・サーキットのレッドブルのガレージにはそのイリエンの姿があった。

イリエンが共同オーナーとして起こしたイルモア・エンジニアリングは、その後メルセデスの子会社となり、そのF1エンジン部門は今季最強のF1エンジンメーカーとなったメルセデスAMGのF1エンジン製造部門の母体となっている。

ホーナーは、フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。

「ルノーが今イルモアと一緒に働いているというのは素晴らしいことだ」

「あの会社(イルモア)は、インディカーで似たような問題に直面してきていた。マリオは多くの経験を携えてきてくれるし、新鮮な目と広い視野で問題を調べ上げることができるだろう」

ホーナーはさらに、今季圧倒的な強さを誇ったメルセデスAMGとの差を縮めるために、レッドブルもルノーを支援するための積極的な役割を担っていると次のように続けた。

「それは、モデリングやシミュレーション、そして空気の流れの最適化などというようなことだ。その部分においては我々も経験を有しているから支援することができるからね」

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