フェラーリは17日(水)、短い声明を出し、タイヤ性能分析担当エンジニアの浜島裕英が今年いっぱいでチームを離れると発表した。
浜島はブリヂストンで長年、二輪四輪モータースポーツのタイヤ開発に携わった後、2012年1月、フェラーリに加入。テクニカルディレクター、パット・フライ直属の技術者としてイタリアのF1タイヤ供給メーカー、ピレリとの架け橋的な役割を担っていた。
技術規則が大きく変わった今年、21年ぶりに勝利を逃したフェラーリは、フライをはじめ、車体設計のニコラス・トンバジス、エンジンと電子系のルカ・マルモリーニら各部門のトップを軒並み交代させるなど、大規模なリストラを敢行した。
浜島は日ごろ、ツイッター(@h_hamashima)を使ってマメに情報を更新しているが、先月25日以降は書き込みを行なっていない。