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モンテゼモーロ、「ベッテルとの契約はフェラーリにとって正しい選択だった」

2014年12月16日(火)17:37 pm

フェラーリの前会長であるルカ・ディ・モンテゼモーロが、2015年に向けてフェラーリが2013年に史上最年少で4年連続F1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテルと契約を行ったことを評価するコメントを行った。

今季、フェラーリでは度重なるチーム代表の交代など、大きな混乱の時期を迎えることになった。そして、長きにわたってフェラーリの最高責任者の座に君臨してきたモンテゼモーロも、親会社であるフィアット・クライスラーのセルジオ・マルキオンネ会長によってその職を追われている。

そのモンテゼモーロが、15日(月)にイタリアのメディアに対して次のように語った。

「私にとっても、そしてフェラーリにとっても、ひとつの時代が終わりを迎えた。だが、私は今でもフェラーリの大ファンだよ」

「(フェラーリの)新しい時代の幕が開こうとしている。恐らく、さらに経営重視ということになるだろうが、それでも重要なものだ」

先週、5年にわたってフェラーリのナンバー1ドライバーであったフェルナンド・アロンソのマクラーレン加入が正式に発表された。その際、アロンソは『El Mundo(ムンド)』に対し、フェラーリを去ることに決めた理由を次のように述べていた。

「まだ契約を2年残していたけれど、今後に向けてのプロジェクトに興味が持てなかったんだ。だから、別のところを探そうとした」

「彼ら(フェラーリ)が理解を示してくれたことに感謝している。彼らは僕にとどまれと言うことだってできたわけだからね」

モンテゼモーロは、そのアロンソの後任としてベッテルと契約を行ったフェラーリの判断は正しかったと次のように語った。

「フェルナンド・アロンソのことは残念だ。だが、ベッテルは正しい選択だよ」

「彼もフェラーリもリベンジしたいという同じ気持ちを抱いているからね」

モンテゼモーロはさらに次のように続けた。

「フェラーリがまたすぐに勝てるようになるかって? 私も本当にそう願うよ。気迫と情熱を持って(F1タイトルを)取りに行くことが重要なんだ。どうなるか様子を見よう」

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