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3台目エントリー実現に備え、ドライバー体制を整えるトップチーム

2014年12月16日(火)17:07 pm

今シーズンにマルシャとケータハムが経営破たんに陥り、すでにマルシャの消滅は決定的となっている。そして、これ以外にもさらにチームが減る可能性も指摘されており、そうなればマクラーレンやフェラーリといったトップチームでは出走台数を維持するために3台目のF1カーを走らせることになるかもしれないとも言われている。

2015年シーズンはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンのラインアップとなることが発表されたマクラーレンでは、今年F1デビューさせたケビン・マグヌッセンを控えドライバーとしてチームにとどめている。

さらに、フェラーリではザウバーで2年のF1経験を持つエステバン・グティエレスと新たに控えドライバー契約を結んだことも明らかとなった。

こうした動きは、トップチームが3台目エントリーの可能性に備えていることを示すものだと見ることもできるだろう。

マクラーレンの最高責任者であるロン・デニスは先週、2015年のドライバーラインアップ発表が遅れた原因のひとつが、3台目エントリーの可能性が残されていることにより、そのための対策検討が必要であったことを認め、次のように語っていた。

「私は、来年の出走に向けて、まだ2チームが非常に厳しい状況に置かれていると感じているよ」

「私としては彼らを支援したいと思っている。3台目のクルマを走らせるというのはF1にとってよいことではないと考えているからね」

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