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F1復帰を目指しても「意味がない」とロバート・クビサ

2014年12月15日(月)19:47 pm

ロバート・クビサが、F1への復帰はもうあきらめていると語った。

2006年にBMWザウバーからデビューして以来、着々とF1ドライバーとしての名声を高めつつあったクビサだが、2011年シーズン開幕前に参戦したラリーで大クラッシュを喫し、あわや腕を切断かという大けがを負っていた。

現在30歳となったクビサは、その後リハビリを続け、現在では世界ラリー選手権に出場するまでに回復している。そして、つい最近までいつかは再びF1に復帰するという夢を抱いていると語っていた。

そのクビサは、フェラーリの専属ジャーナリストであるレオ・トゥッリーニの『Quotidiano(クオティディアーノ)』のインタビューにおいて次のように語った。

「F1の雰囲気が懐かしいとは思わないけれど、F1カーが運転できないのは本当にさびしいよ」

「それは僕の人生での夢だったからね。僕はサーキットでレースをするために生まれてきようなものだし、うまくやれてもいた。そうしたら、あれ(事故)が起こってしまったんだ」

「身体的には、今でもF1カーを運転することはできるよ。昨年は何度か(シミュレーターでの)テストも行ったんだ。その結果はそれほど悪くはなかったと言えるけれど、以前と同じような結果を出せたとは言えない」

「結果として、また最初からすべてやり直しても意味がないということだ。だから、ラリーに集中してきたよ」

一方、クビサは、今年2度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の功績には大いに敬服していると次のように語っている。

「まだ僕たちが子供だったころからずっと感心させられていたドライバーがハミルトンだった」

「彼が2014年に成し遂げたことは、大いに満足するに値するものだよ」

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