12月11日(木)に岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラのエンジンメーカー/ルーキーテストの2日目が行われ、前日に続いて小林可夢偉が通算トップタイムを刻み、現役F1ドライバーとしての存在感を示した。
好天に恵まれた初日とはうってかわり、2日目の午前中のセッションは時折小雨が落ちるというコンディションで行われることに。ぬれた路面に足をすくわれるドライバーも多く、このセッションでは5回も赤旗中断となる展開となった。そんな中、日産のGTアカデミー出身者であるヤン・マーデンボローが、国内最高峰のフォーミュラカーを初めてドライブしたにもかかわらず速さを示す。そのマーデンボローが1分32秒482のベストタイムをマークし、このセッションをトップで終えている。2番手に1分32秒830を刻んだ中嶋一貴、3番手に1分33秒954の可夢偉と続いた。
午後になると雨もあがり、路面の状況はどんどん改善され始める。セッション終盤にはスリックタイヤでの走行が可能な状況となり、各ドライバーが一気にタイムを伸ばしてゆく。結局、可夢偉が1分15秒151のトップタイムを刻み、前日に続いて2日目も総合トップタイムをマークして今回のテストを終えている。2番手には1分16秒558の一貴、3番手に1分17秒498のマーデンボローが入った。