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マクラーレン・ホンダ 2015年体制発表 – ロン・デニス(マクラーレンCEO)のコメント

2014年12月11日(木)23:35 pm

2015年マクラーレン・ホンダのチーム体制発表にあたって、マクラーレンCEOのロン・デニスは、次のように語った。

ロン・デニスの話:「マクラーレン・ホンダの新時代を率いるにあたり、まずはその船出に立ち会えて感激している。マクラーレンの全員を代表して、同僚であるホンダも勝ちに対する決心と情熱はわれわれに負けていないと、自信をもって申し上げる」

「ドライバーについて、われわれのポリシーは常に一貫している。それは、最強ドライバーの組み合わせだ。フェルナンド(アロンソ)とジェンソン(バトン)が、まさにそれだと固く信じる」

「フェルナンドと契約したのはしばらく前だが、彼のチームメートとしてジェンソンと再契約するまで、その話を伏せておこうと決めた。さまざまな理由からジェンソンとの交渉に時間がかかってしまったが、ようやく決着した。今までと同様、彼とのコラボは将来にわたってきっと成功する。保証してもいい。ジェンソンはマクラーレン・ホンダとF1、そして勝利に100パーセントを賭けているよ」

「彼とフェルナンドの組み合わせは、まるで経験の塊(かたまり)だ。フェルナンドは234戦して32勝、表彰台に97回も立っている上、二度もF1世界選手権を制した。最高のドライバーといって間違いない」

「年齢は33才だが、彼の健康や体調をみると、彼はいま、F1ドライバーとして脂が乗り切っているんじゃないだろうか。しかも、年齢を重ねているだけあって経験豊富で知識もある。その反面、熱心でエネルギーにあふれた若さも備えている。彼は、経験、専門知識、情熱、そしてエネルギーといった四つの武器をフル活用して、マクラーレン・ホンダを来期以降、数シーズンにわたって成功に導くに違いない」

「対するジェンソンは34才だ。体力はフェルナンドに引けをとらないばかりか、経験はさらに彼の上を行っている。266戦して15勝。表彰台に立つこと50回。かれもまた、元F1世界チャンピオンだ。そして、並みいるドライバーの中でもっとも運転がスムーズで速い男だ」

「この二人を合わせれば、F1出場500戦、47勝だ。とんでもない数字じゃないか」

「どのF1チームを見回しても、これだけの破壊力を持つドライバーの組み合わせは他にないといえる」

「最後になるが、(ケビン)マグヌッセンにお礼の気持ちを伝えたい。今年、ほんとうによく戦ってくれた。もちろん、これからもチームに欠かすことのできない一員として、テストを担当するかたわら、控えの第三ドライバーになってもらう。将来、昇進のチャンスは十分にある」

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