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フェラーリ、パット・フライとニコラス・トンバジスはすでに「休暇消化状態」との報道

2014年12月11日(木)18:41 pm

どうやらフェラーリのエンジニアリングディレクターであるパット・フライもフェラーリを去ることになりそうだ。

今季、名門F1チームであるフェラーリは激動のシーズンを迎えることとなった。すでに、ステファノ・ドメニカリ(元チーム代表)、ルカ・マルモリーニ(前エンジン責任者)、ルカ・ディ・モンテゼモーロ(前会長)、マルコ・マティアッチ(前チーム代表)といったチーム首脳に加え、5年間在籍していたフェルナンド・アロンソとともに、そのレースエンジニアを務めていたアンドレア・ステラもチームを去っている。

そして、次にチームを追われることになるのが、不振に終わった今季型車の設計に携わっていたチーフデザイナーのニコラス・トンバジスだろうという報道が行われている。

さらに、イタリアのメディアは、メルセデスAMGの前テクニカル・ディレクターであったボブ・ベルが来年3月にフェラーリに合流するだろうとのうわさが報じられる中、イギリス人エンジニアのパット・フライもフェラーリを去ることになるだろうと報じている。

そんな中、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、ギリシャ人デザイナーであるトンバジスも、かつてマクラーレンで活躍した有名なエンジニアであるフライも、まだ公式にはチーム離脱が発表されていないものの、すでに「休暇扱い」にされていると報じている。

「今は来シーズンに向けたクルマの開発において重要な時期だけに、彼らが解雇されることは疑いようもない」と『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は書いている。

2015年型車開発プロジェクトのリーダーであるジェームス・アリソンとともに、2015年のフェラーリにおいて技術面での中心人物となるのが、ベルと、新たに抜てきされたシモーネ・レスタ(F1カー開発担当者)になると考えられている。

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