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ドメニカリ、ベルガーの後任としてFIAシングルシーター委員長に

2014年12月08日(月)18:48 pm

フェラーリの元チーム代表であるステファノ・ドメニカリが、再びフォーミュラカーの世界に戻ってきたと報じられている。

今年4月にフェラーリのチーム代表の職を追われたドメニカリだが、11月からはアウディでの勤務を開始している。

アウディでは、ドメニカリの職務内容はモータースポーツとは関係がないとしているものの、最近ではアウディの親会社であるフォルクスワーゲン・グループのF1参戦に向けた事前調査を受け持っているようだとの報道が行われていた。

そして、49歳となるドメニカリが、F1統括団体でもあるFIA(国際自動車連盟)とも密接な関係を持つ仕事に携わることも明らかとなっている。

すでに、10月のF1日本GP決勝で発生したジュール・ビアンキ(マルシャ)の事故調査委員会のメンバーにも選出されていたドメニカリだが、このほど前任者であった元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーに代わってFIAのシングルシーター委員会の委員長に指名されたのだ。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が伝えているところによれば、ドメニカリの役割はFIAのジュニアカテゴリーのとりまとめを行うもので、その中には最近評価が上がりつつあるヨーロッパF3なども含まれるとしている。

『Autosprint(オートスプリント)』によれば、FIAの職務はフルタイムではなく報酬も支払われないといい、ドメニカリはアウディの業務を主にしながら、これを兼務することになるという。

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