レッドブルのファクトリーから、5日(金)の夜に60個以上のトロフィーが盗まれた。
2010年から2013年まで4年連続でF1タイトルを獲得したレッドブルのミルトンキーンズにあるファクトリーの入り口に何者かがクルマで突っ込み、陳列されていたトロフィーを奪い去ったもの。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーはこれにより「大きな被害を受けた」ことを認め、6日(土)に次のように語った。
「こうした荒っぽい侵入手口以上に、どうしてトロフィーを盗んでいったのかということに当惑している」
ホーナーによれば、これらのトロフィーはチームの栄光の証しであり、チームにとっての価値は「非常に高い」が、「それ自体の価値としてはそれほど高いものではない」という。
警察は、6人の黒ずくめの男たちが、銀色の四輪駆動車とダーク系のメルセデス・エステートの2台のクルマを用いてトロフィーを強奪したことを認めている。だが、幸いにも同ファクトリーの夜警スタッフは無事だったという。
「これらのトロフィーや犯人たちの所在などに関して何らかのことを知っている人がいれば、ぜひテムズバレー警察へ通報して欲しい」とホーナーは結んでいる。