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フェラーリ、チーフデザイナーも離脱か

2014年12月04日(木)20:23 pm

フェラーリ専属ジャーナリストであるレオ・ツゥッリーニによれば、フェラーリのチーフデザイナーであるニコラス・トンバジスがチームを離脱することになるようだ。

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V6ターボエンジンとエネルギー回生システムによる新型パワーユニットが導入された今季、フェラーリはフェルナンド・アロンソがわずかに一度3位表彰台に上っただけという悲惨な成績で終えている。そして今やフェラーリからはどんどん人材の流出も進んでいる。

アロンソの今季限りでの離脱もすでに明らかになっているが、それ以外にもステファノ・ドメニカリ(元チーム代表)、ルカ・マルモリーニ(元エンジン責任者)、ルカ・ディ・モンテゼモーロ(前会長)、マルコ・マティアッチ(前チーム代表)など、多くの重要人物が今年1年の間にフェラーリを去っている。

さらに、昨年ロータスから移籍してきたジェームス・アリソンがテクニカルディレクターに抜てきされる一方、エンジニアリングディレクターという肩書が与えられてはいるものの、かつての最高技術責任者であったパット・フライの影も薄くなりつつあると言われている。

そして、トゥッリーニによれば、46歳のギリシャ人F1カー設計者であるトンバジスもフェラーリを去ることが決まったという。

トゥッリーニは、自身の『Quotidiano(クオティディアーノ)』のブログに、トンバジスの「フェラーリでの経験」は「実務的手続き」を除けば終わりを告げることになったと書いている。

しかし、そうした混乱のさなかにあるフェラーリだが、ドライバーのキミ・ライコネンは今後のフェラーリの復活を確信しているようだ。

友人でもある4年連続F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテルを新たなチームメートとして迎え、新チーム代表としてマールボロからマウリツィオ・アリバベーネを迎えたライコネンは、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「いろんなことを変えるのは簡単なことじゃないよ」

「でも、僕たちには改善すべき必要があることについての明確なプランがある」

そう語ったライコネンは、次のように付け加えている。

「僕は、このチームに起こった変化によってすごく大きな改善がもたらされると感じているよ」

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