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ベッテル「負けたのは悔しいけれど、リカルドとはうまくいっていた」

2014年12月04日(木)18:54 pm

セバスチャン・ベッテルが、2014年シーズンを通じてチームメートであったダニエル・リカルドへの敬意を失うことはなかったと語った。

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昨年、4年連続でF1タイトルを獲得するという偉業を達成したベッテルだが、長年ともに歩んできたレッドブルとは今シーズン限りで決別することとなった。

昨年まで、ベッテルのチームメートは今季からWEC(世界耐久選手権)に転向したオーストラリア人ドライバーのマーク・ウェバーだった。

「僕とマークは決していい関係ではなかったことは誰もが知っていることだ」とスイスの『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』紙に語ったベッテルだが、今シーズンはやはりオーストラリア出身のダニエル・リカルドをチームメートに迎えていた。

そして、そのリカルドは今季メルセデスAMGが圧倒的な強さを見せつける中、唯一表彰台の真ん中に3度も立つという活躍をみせた。一方のベッテルは、今年は1勝もあげることなくシーズンを終えている。

「まず何よりも、ダニエルは違う世代なんだよ。彼は(レッドブルにおいては)この新しいF1だけしか知らないんだ」とベッテルは続けた。

「でも、僕たちはお互いに敬意をもって仕事をしたよ。僕は彼のことは何年も前から知っていたし、何の問題もなかったよ」

「もちろん、彼のほうが僕よりも多くポイントを取って終わりを迎えたことは悔しいさ。でも、それが彼を嫌いになる理由にはならないよ」

そのベッテルは、新たな目標は「フェラーリでの10人目のF1チャンピオン」になることだと語っている。だが、それには時間がかかるだろうと認め、次のように付け加えた。

「僕たちは、期限目標みたいなものは設定していないよ。そういうものはF1ではあてにならないからね」

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