来季、トロロッソからF1デビューを果たすことになった2人の新人F1ドライバーたちが、オーナー企業であるレッドブルの本拠地オーストリアのテレビ番組にそろって出演した。
そのドライバーたちとは、もちろん、いずれも有名な父親を持つ二世ドライバーのマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツだ。
元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つオランダ人ドライバーのフェルスタッペンは、オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』の番組に出演した際、次のように語った。
「1年前の今ごろはカートを卒業し、これから2年か3年かけてF3で自分の力を証明しようと考えていたよ」
「F1なんてはるか先のことだと思っていた。でも、僕はもうF1のレースドライバーなんだ。自分でもまだ信じられないよ」
一方、有名なラリードライバーであるカルロス・サインツを父に持つスペイン人ドライバーのサインツは次のように語った。
「(トロロッソの)決定がすごく遅かったし、やっとアブダビでの(F1公式)テストが終わったころだった。そのころにはもうほかに行くところもなかったよ」
「正直な話、僕にはプランBなんて全然なかったんだ」
来季のトロロッソは、2人合わせても37歳というF1史上最も若いドライバーラインアップで2015年シーズンに臨むことになる。