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グロージャン「フェラーリとも話をしていた」

2014年12月02日(火)18:45 pm

ロータスのロマン・グロージャンが、4年連続F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテルのレッドブル離脱により2015年に向けたドライバー市場が大きく「かき回される」状況となる前には、フェラーリを含む数チームと交渉をしていたことを認めた。

昨年まで2年連続でコンストラクターランキング4位となっていたロータスだが、今季は競争力や信頼性に欠けるルノーエンジン、そして結果的には独特な2本の先端を持つノーズの導入も失敗に終わり、チームランキングも8位で終えることになってしまった。

昨年、何度か表彰台に上る活躍を見せていたグロージャンは、契約に設けられたパフォーマンス条項を行使してロータスとの契約を解除することもできる立場にいた。だが、結局グロージャンは来年もロータスにとどまることを決めている。

そのグロージャンは、母国フランスのラジオ局『RMC』に次のように語った。

「(今後のことについて)いくつか話し合いは行ったよ」

「最終的には、セバスチャン・ベッテルがレッドブルを離脱すると言ったことで市場が大きく揺れ動いてしまったと思っている。あれには誰もが驚いたからね」

「マクラーレンがどうなるのかはまだ分かっていないけれど、ほかにもフェラーリとかメルセデスAMGといったF1のビッグネームがある。そことは話し合いを行ったよ」

28歳となるグロージャンが、今季てこずらされたルノーエンジンに替えてタイトル獲得エンジンとなったメルセデスエンジンを搭載することになる2015年シーズンを楽しみにしているのは確かだ。しかし、グロージャンは、あまり楽観視し過ぎるのもよくないと次のように続けた。

「最初の冬のテスト(2015年2月)が終わるまではまだ分からないよ。もっとも、今年も最初のころは僕たちにはいいクルマがあると本当に考えていたけれどね」

「実際にどうなるかなんて絶対に分からないものなんだ。いいときもあれば悪いときもある。それでも、ここはいいチームだよ」とグロージャンは付け加えた。

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