「アロンソ、ラストレースを9位で終える」／フェラーリ、F1アブダビGP決勝
ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2014年F1最終戦アブダビ決勝を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがコメントを行った。
【結果】F1最終戦アブダビGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ「すべてのフェラーリファンに感謝している」
決勝／9位
「今日、フェラーリでの最後の日を迎えた。すごく難しいシーズンだったよ。技術的に優れたライバルたちに追いつくことはできなかったにせよ、最後までずっと戦い続けてきた。全員がベストを尽くしてきたし、精魂を傾けてきたんだ」
「今日のレースはうまくやるのは難しかった。でも、同時にすごく感傷的になってしまったよ。5年もいると、そう簡単にチームにさようならと言えるわけじゃないからね。僕はこのチームで過去5年にわたって成長を続けてきた。ドライバーとしても人間としてもね。応援してくれたすべてのフェラーリファンに感謝している。チームやファン、そしてイタリアと別れるのはさびしいよ」
「これからは別々の道を歩むことになるけど、僕はここで特別な経験をさせてもらったと感じている。F1ドライバーなら誰でもそうしたいと願っていることをね」
■キミ・ライコネン「攻撃するためのスピードが足りなかった」
決勝／10位
「すごく難しいレースだった。でも、最初からこのサーキットが僕たちにとって厳しいものになるのは分かっていたよ」
「スタートはよかったんだけど、最初のストップですでにいくつか順位を失ってしまったんだ。そこからはもう順位を上げていくことができなかった。クルマはうまく動いてくれたし、特段の問題を抱えていたわけでもない。でも今日の僕たちには攻撃に必要なスピードが足りなかったんだ」
「シーズンを通じてずっといろんな問題に直面してきた。その解決にかなりの精力をつぎ込んだし、それによって多くのことを学べたよ。できる限り短い時間で競争力を高めるために、どういう取り組みをしなくてはならないのかは分かっているし、チームには絶対的な信頼を置いているよ」
