マクラーレンの新しいフロントウイングがレッドブルのものと酷似していると話題になっている。
【結果】F1最終戦アブダビGPフリー走行3回目の順位、タイム差
ツイッターでは、レッドブルがチームのものとマクラーレンのものと2つのフロントウイングの写真を並べ、「レッドブル、ウイングを授ける」とレッドブルのキャッチコピーにかけたツイートをした。
F1最終戦アブダビGP(21日決勝)の金曜フリー走行で、この新しいフロントウイングをテストしたケビン・マグヌッセンは、「まったく違う方針」で作られていると話している。
最初にこの点について報じたドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、こう分析している。
「(レッドブルの)コンセプトを完全にコピーしたものだ」
「以前のマクラーレンのフロントウイングと比較しても、新バージョンには共通点がまったくない」
マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエも、ホンダエンジンを搭載する来年に向けたテストであることを明かしたと『f1news.ru』が伝えた。
「フリー走行1回目の大半は、2015年に向けたいくつもの解決策に費やした」
「それは、来年のクルマを形作る新たな空力コンセプトと関連するものだ」
ブーリエは、その新たなコンセプトの出どころが、昨年までレッドブルの空力部門責任者を務め、今年マクラーレンに移籍したピーター・プロドロモウであることを認めている。
「そのため、2015年のクルマの基本的なコンセプトについて確認しようとしているところだ。この作業は来週のテストでも継続する」とブーリエは話す。
アブダビGP後に行われるテストでは、ホンダエンジンの搭載も検討されている。
Red Bull Gives You Wings. pic.twitter.com/UrFXP0xTSW
— Red Bull Racing Spy (@redbullf1spy) November 21, 2014