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アロンソ「2014年もチームメートを圧倒した」

2014年11月21日(金)17:12 pm

20日(木)に、正式に今シーズン限りでフェラーリを離脱することが発表されたフェルナンド・アロンソが、フェラーリでの5年間を振り返って次のように語った。

■力が劣るクルマでの戦いを余儀なくされ続けた

「僕は成長したよ。ドライバーとしても、ひとりの人間としてもいろんなことを学んできた。僕たちは何度ももう少しでタイトルに手が届きそうなところまできていたしね」

「でも、僕たちは自分たちよりも強いチームと戦ってきていたと言うしかないんだ」

「圧倒的な技術力を持っていたレッドブルと戦ってきたし、今年はメルセデスAMGに対抗しなくてはならなかった」

33歳となるアロンソは、移籍が間違いないと考えられているマクラーレンについてはここまでのところ話をしようとはしていない。

■マクラーレン加入発表にはもう少し時間が必要

しかし、具体的な固有名詞を出すことはなかったものの、明らかに現在来季の体制発表に慎重な姿勢を取っているマクラーレンのことに言及しながらアロンソは、次のように語った。

「ここ2、3か月の間にすでに何らかの兆候も見られたと思う。でも、発表はもう少し遅れるんじゃないかな。まだそのプロジェクトに関して検討しなくてはならないことがほかにもあるからね」

「僕は落ち着いているよ。僕は1か月前にファンに向けて話したんだ。まだ最善の状態ではない。これから物事も落ち着いていくだろうけれど、現時点ではもう少し辛抱することが必要なんだとね」

「すべて終わってはいるけれど、今は、それをうまくとりまとめ、よりよくしていこうとしているところなんだ」

■今年もF1チャンピオンを打ち負かした

アロンソは、フェラーリに対して怒りを覚えながら去ろうとしているわけではないと主張したが、5年間の在籍中に一度もF1タイトルに手が届かなかったことに対して「悲しみ」と「不満」を感じていたことは認めている。

しかし、アロンソは自分自身のパフォーマンスに関しては完全に満足していると主張している。

「チームメートと自分を比べたりするのは好きじゃないんだ」

そう語ったアロンソは次のように続けた。

「でも、ガレージのもう一方にチャンピオン(2007年のF1チャンピオンであるキミ・ライコネン)がいたけれど、もし技術的な問題さえなければほとんど19対0で僕が勝利していたよ。僕はそれを誇りに思っているし、今年が悪い年だったなんて言えるわけがないよ」

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