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マクラーレンはジェンソン・バトンを残すべきだとジョニー・ハーバート

2014年11月21日(金)11:14 am

元F1ドライバーのジョニー・ハーバートが、マクラーレンはジェンソン・バトンを手放すべきではないと主張した。

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20日(木)に、ついにフェラーリが今季限りでフェルナンド・アロンソが離脱することを正式に発表した。アロンソは来季はマクラーレン・ホンダへの加入がすでに決定しているとうわさされているが、マクラーレンでは来季のドライバー体制に関しては12月1日(月)以降に発表するとしており、まだ来季どういう形となるのかはっきりしていない。

『Speedweek(スピードウィーク)』のマティアス・ブルーナー記者は、来季マクラーレンにワークスエンジンを供給することになるホンダは、アロンソとバトンの組み合わせとすることを望んでいるのではないかと書いている。バトンはかつてホンダのドライバーとして、BAR時代から数えれば通算6年間ともに過ごした経験を持っている。

だが、マクラーレンでは自チームの若手育成プログラムを通じてF1デビューまで育てあげたケビン・マグヌッセンのほうを残したいと考えているようだ。報酬の負担についてもバトンよりもかなり少なくて済むという計算もあるとされている。

ともあれ、バトンもマグヌッセンも来季以降の去就がはっきりとしないまま、今季のF1最終戦アブダビGP(23日決勝)を迎えることになる。若いマグヌッセンはともかく、バトンにとってはひょっとするとこれがF1キャリアで最後のレースとなるかもしれない。

80年代終盤から90年代にかけてF1で活躍した経験を持ち、現在はテレビ局『Sky(スカイ)』で解説者を務めるハーバートは、マクラーレン・ホンダには34歳のバトンが必要だと考えている。

「アロンソは破壊的な力を示す存在だ。チームとしては、ガレージ内に落ち着いた雰囲気をつくることができる人材も必要になるだろう。そして、ジェンソンならその経験と成熟度を通じてそれができるはずだ」

『Express(エクスプレス)』紙にそう語ったハーバートは、次のように続けた。

「私に言わせれば、マクラーレンがマグヌッセンよりもジェンソンを選ぶべきだというのは考えるまでもないことだ」

「マグヌッセンはいいスタートを切った。だが、今シーズンはいつくかのミスも犯している。ルーキーだからそれもしかたないが、そのミスのうちいくつかは、彼が本当に適任なのかということを疑わざるを得ないようなものだったよ」

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