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落ち度があるのはザウバー? スーティル?

2014年11月18日(火)17:12 pm

オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』が、エイドリアン・スーティルが所属チームであるザウバーと結んでいる2014年の契約に何らかの違反をしていた可能性があるようだと報じた。

資金難に苦しむザウバーでは、来季にはドライバーを2人とも入れ替え、マーカス・エリクソン(元ケータハム)とフェリペ・ナスル(ウィリアムズ/テストドライバー)という資金持ち込みが可能なドライバーを起用することを発表している。だが、スーティルは2015年まで契約を有していると主張、ザウバー側の契約不履行であるとして今後法廷闘争に持ち込む可能性も示唆している。

だが、もともと法務担当弁護士としてザウバーへ加入した経緯のあるチーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、そのスーティルの主張に対して次のようにコメントを行った。

「私は自分が置かれた状況をはっきりと認識していますし、自分がやっていることも分かっています。状況は明白なのです」

『Formule 1(フォーミュレ1)』は、スーティルが2014年の契約に盛り込まれていたザウバーへのスポンサー開拓という義務条項を実践することができなかったようだとの関係者のコメントを引用している。

さらに、すでにザウバーとの間で2015年の契約を済ませていたと信じられているオランダ人ドライバーのヴァン・デル・ガルデに関しても、やはり何らかの義務条件を果たすことができなかったようだと『Formule 1(フォーミュレ1)』は伝えている。

カルテンボーンは、アメリカGP(第17戦)が開催されたオースティンにおいて、そのときはスポーツ全般に関して言及しながらも、「F1での契約には何の価値もありません」と語っていた。

その後、スーティル側から契約不履行との批判を受けることとなったザウバーだが、『Formule 1(フォーミュレ1)』は、その後カルテンボーンは、あのときの発言には大きな意味はなかったと語ったと報じている。

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