F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、F1で急激にその数を増しているインターネット関連ジャーナリストの追い出しにかかるようだ。
先週、フェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアをこきおろして批判を浴びたばかりのエクレストンだが、今度は、オンラインメディアが今後F1パドックに入ることは難しくなるだろうと語った。
エクレストンは、F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトに対し、次のように語った。
「レースをタダで見に行けて、パドックにも入れて、ドライバーにも会える。どうすればそんなことができると思う? ウェブサイトを立ち上げればいいのさ」
「私は(メディアの)認定に関してよく検討してみるつもりだ。なぜならそういう冗談のような状態になっているからね」
一方、ケータハムやマルシャが管財人によるチーム清算手続きに入るという状況を受け、同様に財政難に苦しむ小規模チームたちはエクレストンとの話し合いを要求している。だが、エクレストンはあくまでもトップチームからそれぞれ3台ずつをエントリーさせるという計画を推し進めるつもりのようだ。
「我々は3台目のクルマに関して、さまざまな異なる選択肢について話し合いを続けている」
『City A.M(シティAM)』にそう語ったエクレストンは、次のように付け加えた。
「契約には、仮に出走台数が限度を下回るようであれば、3台目のクルマを走らせなくてはならないとされているんだ。我々は、それをうまくやるにはどうすればいいかということについて話し合いをしているところだ」