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「今まで二十年、メルセデスに感謝」/マクラーレン、アブダビGPプレビュー

2014年11月18日(火)6:40 am

マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われる2014年F1最終戦アブダビGP(11月23日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジェンソン・バトン「チームの努力に報いる走りが目標だ」
「ヤス・マリーナに行くのが楽しみだ。今まで三回表彰台に上ったよ。楽しいが、難しいサーキットだ。まったく性質の異なる区間が次から次へと続くんだ。セクター1と2は高速コーナーと長い直線で結ばれていて、セクター3は一転してタイトで曲がりくねった低速コーナーを持つ。セットアップに苦心するが、超高速サーキットってわけでもないから、最近訪れたサーキットに比べてさほどダウンフォースも必要ない」

「ブラジルGPの結果でチームも勢いづいている。本社工場の皆が流した血と汗の結晶だよ。このために最終戦までマシン開発を推し進めてきたんだから。考えに考えてタイヤを使ったのも功を奏した。アブダビでも好結果を狙う。タイヤの減りはブラジルほどシビアじゃない。夕暮れ時で気温が下がる中、レースは行われるのでね。最終ラップにマシン性能を使い切るつもりでがんばるよ」

「アブダビはシーズン最終戦を行うにふさわしい素晴らしい場所で、おしゃれなロケーションだ。きっと面白いレースになるに違いない。みんな2014年をいい形で締めくくろうと徹底的にプッシュするだろう。僕らとしては、いつもどおりハードに、ただしあくまでもフェアに戦って、今までの努力にふさわしい結果を出すのが目標だ。マシン性能を高めたい一心で、皆、一年間がんばってきたんだ。最終戦をとても楽しみにしている」

■ケビン・マグヌッセン「皆の努力に報いるために」
「ヤス・マリーナ・サーキットでレースをした経験はないが、2012年に若手ドライバーテストで走ったことがある。想い出深いサーキットでシーズンを締めくくれるなんて最高だよ。さらに、オースティンとインテルラゴスと同様にここも反時計方向に走るサーキットだから、もうすっかり逆回りに慣れちゃった!」

「前戦ブラジルでジェンソンが出した結果は、チーム全体に大きな勇気を与えてくれた。それに、僕らのマシンの性能が間違いなく上がっている証拠だよ。ただし、個人的には厳しい週末だった。マシンのポテンシャルはあったのに、ガレージの僕ら半分は、それを十分に生かせなかったんだ。アブダビでは、その点に注意する」

「ヤス・マリーナは素晴らしいサーキットなんだ。テクニカルで低速の区間あり、速くて流れるようなコーナーや長い直線あり、とにかく走っていて楽しい。雰囲気も素晴らしいよ。日没時のレースは初めてだから、すごく興奮している。チームのために好結果を出してシーズンを終えたいな。レースのたびにマシンをよくしようと懸命にがんばった皆の努力に報いたい」

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