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ベッテル、“来季のチームメート”を語る

2014年11月17日(月)11:01 am

2015年シーズンはフェラーリへ移籍することが公然の秘密となっているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、なかなかそれを正式に発表できないことにしびれを切らしてきたようだ。

ベッテルが今季限りでレッドブルを離脱することはすでに正式発表されているものの、フェラーリへの移籍に関してはまだ正式に発表されていない。これは、まだフェルナンド・アロンソとフェラーリとの契約問題が解決していないためだと考えられている。

だが、ベッテルは故意かうっかりしてかは定かではないものの、すでに来季のフェラーリ入りをかなり明確にほのめかしている。

先週は、イタリアの『Sky(スカイ)』から「セバスチャン・ベッテルは」に続く文章をイタリア語で完成させろとのお遊びの問題が出された際、ベッテルは「スクーデリア・フェラーリのドライバーです」と書いたということが報じられていた。

そして、そのベッテルが今度はドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』に対し、来季の自分のチームメートはキミ・ライコネン(フェラーリ)であると開けっぴろげに語った。

“アイスマン”という愛称で知られるフィンランド人ドライバーのライコネンは、現在のチームメートであるアロンソやチームスタッフとはそれほど交流があるとは考えられていない。だが、ライコネンにとってベッテルはF1界での数少ない友人であることが知られており、よく一緒に過ごしてバドミントンを楽しむなどしている。

「キミと一緒にやっていくことは僕には何の問題もないよ」

そう語ったベッテルは、次のように続けた。

「彼はいつも率直で裏表もないんだ。だから、今後に向けて人間関係的には全く問題はないと思っている」

昨年までチームメートであったマーク・ウェバーとは、関係がうまくいっていなかったことがよく知られているベッテルだが、2015年にはそういう問題を抱えることはないだろうと考えているようだ。ベッテルは次のように付け加えた。

「彼(ライコネン)は、ありがたいことに、チーム内での政治問題などには全然関心を持っていないからね」

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