フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、今週水曜日(12日)にマクラーレン本部があるウォーキングを訪れ、そこで正式に契約が結ばれることになりそうだと報じられていたが、どうやらこの報道は間違っていたようだ。
アロンソは12日(水)には、うわさされていたイギリスのウォーキングではなく、ドバイで休暇を楽しんでいるとツイッターやフェイスブックに投稿している。
アロンソのマクラーレン入りが決まれば、その時点でチームから引導を渡され、F1を引退せざるを得なくなると考えられているジェンソン・バトン(マクラーレン)だが、アロンソの去就がまだ不透明であることから、自分の身の振り方についてもまだ先が見えない状態だ。
バトンは今週、自身のツイッターに「ExcitingTimes(ワクワクする時期の意)」というハッシュタグとともに、「近いうちに僕の今後のことについてお知らせできるようになることを願っている」と書きこんでいる。
もし、15年に及んだバトンのF1キャリアが終わりを告げることになれば、34歳のバトンはトライアスロンに専念するか、あるいはWEC(世界耐久選手権)へ転向するのではないかと考えられている。
ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』は、バトンが2015年にWECに転向する場合、その所属先としては、ポルシェ、トヨタ、アウディ、そして日産のいずれにも可能性がありそうだと伝えている。
昨シーズン限りでレッドブルを離れ、今季からポルシェチームでWECに参戦しているマーク・ウェバーは、そのバトンに対し「友よ、スポーツカー(WEC)と契約して一緒にやろうぜ」とツイッターで語りかけた。
「味方になるにしろ敵になるにしろ、来年君が来てくれればすごくうれしいよ」とウェバーは付け加えている。